自作ワカサギ電動リール その4【改良編】
2022.12.15
ワカサギ釣り
2022.11.15
自作ワカサギ電動リール その3【穂先編】
2022.11.03
100均の電動消しゴムを使ったワカサギ電動リールを自作したので、実際の写真と3D CADの画像で紹介する。
【穂先のテーパー付け】
グラスファイバ t=0.8mm、幅4.8mm 長さ280mmの穂先部分にヤスリでテーパーを付ける。
ヤスリがけは、幅方向⇒厚み方向の順番で行う。 粗目:#60、仕上げ:#240
※おもりを穂先に付けて調子を見ながらテーパーを付ける。調子(曲り具合)は市販品を参考にした。

※左:市販品、右:自作品(やや胴調子)
【リングガイドの作成】
Φ0.3程度のステンレス線をΦ3の棒に3回巻き付けて、取付しろの部分を5mm程度確保してカットする。

【リングガイドの固定】
グラスファイバにマスキングテープでリングガイドを位置決めし、ゼリータイプの瞬間接着材で仮固定する。
接着材が乾いたら、糸を巻いて瞬間接着材をしみこませる。固まったらリングの角度を調整する。
※リングガイドの数や位置は市販品を参考にした。
※写真:黒が市販品、白が自作品

【ジョイント部の作成】
リール接合部は、木片をカットしてグラスファイバの上下に接着し、全体的にΦ5になるように、ヤスリで削る。

【完成図・部材リスト】

【穂先のテーパー付け】
グラスファイバ t=0.8mm、幅4.8mm 長さ280mmの穂先部分にヤスリでテーパーを付ける。
ヤスリがけは、幅方向⇒厚み方向の順番で行う。 粗目:#60、仕上げ:#240
※おもりを穂先に付けて調子を見ながらテーパーを付ける。調子(曲り具合)は市販品を参考にした。




※左:市販品、右:自作品(やや胴調子)
【リングガイドの作成】
Φ0.3程度のステンレス線をΦ3の棒に3回巻き付けて、取付しろの部分を5mm程度確保してカットする。



【リングガイドの固定】
グラスファイバにマスキングテープでリングガイドを位置決めし、ゼリータイプの瞬間接着材で仮固定する。
接着材が乾いたら、糸を巻いて瞬間接着材をしみこませる。固まったらリングの角度を調整する。
※リングガイドの数や位置は市販品を参考にした。
※写真:黒が市販品、白が自作品





【ジョイント部の作成】
リール接合部は、木片をカットしてグラスファイバの上下に接着し、全体的にΦ5になるように、ヤスリで削る。


【完成図・部材リスト】



自作ワカサギ電動リール その2【組み込み編】
2022.11.02
100均の電動消しゴムを使ったワカサギ電動リールを自作したので、実際の写真と3D CADの画像で紹介する。
【メインフレームと本体の取付】
100均電動消しゴムの本体にΦ3の固定穴を2か所開けて、M3のビスとナットで固定する。

【モーター軸の延長とシリコンゴムの取付】
モーター軸に延長アルミパイプを接着し、シリコンゴムを取り付ける。

【スプール軸の仮止め】
外径Φ5/内径Φ3のスプール軸を、メインフレームに接着材で仮固定する。
※スプール軸の固定位置は、スプールを装着した際に、スプールと延長軸が接触しない程度(使用するボビンによって、位置調整が必要)

【スプール軸の固定】
スプール軸の位置が決まったら、メインフレームとスプール軸の接続部(両側)に糸を巻き、接着材で固定。これを数回に分けて実施する。

【スプールの取付】
M3 40mmのビスに内径Φ4mmのバネを通し、スプール軸の短い側から挿入して、スプール軸の長い側にスプールを通し、ナイロンナットで固定する。
※Φ4のバネは、ノック式ボールペンのバネを適当な長さにカットして使用。
※本体に電池を入れて、スプールが回転するか、ビスを押してスプールがフリーになるかを確認する。

【穂先ジョイントの取付】
メインフレームの先端に穂先ジョイントをM3ビスとナイロンナットで取り付ける。
※釣行時は、必要に応じて穂先の角度を調整する。

【台座、スプールガイド、ストッパービーズの取付】
M3ビスとナイロンナットで台座とΦ0.5程度のステンレス線で作ったスプールガイドを共締めして固定する。
スプールガイドの輪にストッパービーズを接着し、固定する。
※ライン上でストッパービーズの穴を通らない程度のコブを作り、穂先破損を防止する。

【備考】
シリコンゴムと尻手取付金具

【完成図・部材リスト】

【メインフレームと本体の取付】
100均電動消しゴムの本体にΦ3の固定穴を2か所開けて、M3のビスとナットで固定する。



【モーター軸の延長とシリコンゴムの取付】
モーター軸に延長アルミパイプを接着し、シリコンゴムを取り付ける。



【スプール軸の仮止め】
外径Φ5/内径Φ3のスプール軸を、メインフレームに接着材で仮固定する。
※スプール軸の固定位置は、スプールを装着した際に、スプールと延長軸が接触しない程度(使用するボビンによって、位置調整が必要)





【スプール軸の固定】
スプール軸の位置が決まったら、メインフレームとスプール軸の接続部(両側)に糸を巻き、接着材で固定。これを数回に分けて実施する。


【スプールの取付】
M3 40mmのビスに内径Φ4mmのバネを通し、スプール軸の短い側から挿入して、スプール軸の長い側にスプールを通し、ナイロンナットで固定する。
※Φ4のバネは、ノック式ボールペンのバネを適当な長さにカットして使用。
※本体に電池を入れて、スプールが回転するか、ビスを押してスプールがフリーになるかを確認する。



【穂先ジョイントの取付】
メインフレームの先端に穂先ジョイントをM3ビスとナイロンナットで取り付ける。
※釣行時は、必要に応じて穂先の角度を調整する。


【台座、スプールガイド、ストッパービーズの取付】
M3ビスとナイロンナットで台座とΦ0.5程度のステンレス線で作ったスプールガイドを共締めして固定する。
スプールガイドの輪にストッパービーズを接着し、固定する。
※ライン上でストッパービーズの穴を通らない程度のコブを作り、穂先破損を防止する。





【備考】
シリコンゴムと尻手取付金具






【完成図・部材リスト】





自作ワカサギ電動リール その1【部材加工編】
2022.11.01
100均の電動消しゴムを使ったワカサギ電動リールを自作したので、実際の写真と3D CADの画像で紹介する。
【メインフレーム】
t=2mm 幅10mmのアルミ板を長さ100mmに金切りノコでカット。

Φ3の穴を4か所、Φ5の穴を1か所開け、角をヤスリで面取りする。

【リール本体】
100均電動消しゴムのプラスチップ部分の先端の出っ張りを5mm残して、金切りノコでカット。

【穂先ジョイント】
外径Φ7、内径Φ5のアルミパイプを40mmにパイプカッターでカット。
アルミパイプの片端をハンマーでたたき潰し、ヤスリで平らにした後、取付用の穴Φ3を開ける。

【台座】
t=2mm 幅10mmのアルミ板を長さ150mmに金切りノコでカット。
図の様に曲げ、取付用の穴Φ3を開ける。

【スプール】
ボビンに外径Φ6、内径Φ3のベアリングをエポキシタイプの接着材で接着する。
※スプールの軸ブレを少なくするために、ベアリングはフランジ付きを使用した。

【スプール軸】
外径Φ5/内径Φ3のアルミパイプをパイプカッターで18mmにカット。

【モーター軸延長】
外径Φ3/内径Φ2のアルミパイプをパイプカッターで10mmにカット。

【メインフレーム】
t=2mm 幅10mmのアルミ板を長さ100mmに金切りノコでカット。

Φ3の穴を4か所、Φ5の穴を1か所開け、角をヤスリで面取りする。


【リール本体】
100均電動消しゴムのプラスチップ部分の先端の出っ張りを5mm残して、金切りノコでカット。



【穂先ジョイント】
外径Φ7、内径Φ5のアルミパイプを40mmにパイプカッターでカット。
アルミパイプの片端をハンマーでたたき潰し、ヤスリで平らにした後、取付用の穴Φ3を開ける。


【台座】
t=2mm 幅10mmのアルミ板を長さ150mmに金切りノコでカット。
図の様に曲げ、取付用の穴Φ3を開ける。


【スプール】
ボビンに外径Φ6、内径Φ3のベアリングをエポキシタイプの接着材で接着する。
※スプールの軸ブレを少なくするために、ベアリングはフランジ付きを使用した。




【スプール軸】
外径Φ5/内径Φ3のアルミパイプをパイプカッターで18mmにカット。

【モーター軸延長】
外径Φ3/内径Φ2のアルミパイプをパイプカッターで10mmにカット。
